薪割りは「手間がかかる」「固い薪が割れない」「力が必要」などの悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが、クサビです。
本記事では、おすすめのクサビをランキング形式で紹介するだけでなく、クサビを使うことで得られるメリットや安全かつ効率的に薪を割る方法、さらにはクサビ選びのポイントも詳しく解説します。
薪割り初心者から経験者まで、誰もがスムーズに薪割りを楽しむための情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください!
- クサビを使うメリット
- クサビを使った薪割りの手順
- クサビの選び方とおすすめランキング
- クサビと相性の良いハンマーのおすすめランキング
- クサビの購入方法や代用品について
クサビを使うメリット

画像引用元: 楽天市場
クサビを使うメリットは、以下3つです。
- より安全に軽い力で薪割りできる
- コンパクトに持ち運べる
- 斧や鉈で割れない固い薪も割れる
メリット①|より安全に軽い力で薪割りできる
斧などの刃物に比べると鋭利さがなく、斧のように後ろへ振りかぶる動作も必要ありません。
安全かつより軽い力で薪割りが可能です。
メリット②|コンパクトに持ち運べる
薪割り用ハンマーとペグハンマーとを兼用にすれば、小さなクサビだけを持ち運べばよいので楽です。
徒歩キャンパーにぴったりです!
メリット③|斧や鉈で割れない固い薪も割れる
固い広葉樹や節など、斧や鉈で歯が立たない薪もクサビを使えば割れます!
斧が薪に挟まってしまったときは、クサビを打ち込んで隙間を作ると垂直に引き抜けます。
クサビを使って薪を割る方法

画像引用元: 楽天市場
クサビを使って薪を割る方法は、下記の通りです。
- 丸太をセットしてねじりくさびを打ち込む
- ハンマーで打ち込んでいく
手順①|丸太をセットしてねじりくさびを打ち込む
薪の割りたい箇所の繊維に沿って、クサビを突き立てます。
クサビをセットしたら、薪の中心に真っ直ぐ刺さるようにクサビをハンマーで打ち込んでいきます。
この時、クサビが斜めにならないように注意しながら打ち込んでいきます。
手順②|ハンマーで打ち込んでいく
クサビが薪に真っ直ぐ刺さったら、あとはハンマーで打ち込んでいくだけです。
クサビが薪に食い込んでいき徐々に割れていきます。
ハンマーを小さくすれば、女性でも簡単に薪を割ることができます。
クサビの選び方
クサビの種類は、以下の通りです。
一つずつ解説していきます!
- 種類①|差し込み型
- 形状①|ストレートタイプ
- 形状②|ねじりタイプ
- 形状③|十字タイプ
- 種類②|置き型
各種類を比較すると、以下のようになります。
種類 | パワー | 安全さ | 持ち運びやすさ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
差し込み型 | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
置き型 | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
種類①|差し込み型

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差し込み型のクサビは、薪の上部からクサビを差し込んで、クサビをハンマーで叩くことで薪を割ることができるものです。
パワー | 安全さ | 持ち運びやすさ | 使いやすさ |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
差し込み型のクサビには、下記3つの形状があります。
それぞれについて解説していきます。
①ストレートタイプ | ②ねじりタイプ | ③十字タイプ | |
---|---|---|---|
メリット | 比較的安価 | 太い薪や節のある薪も割りやすい | 太い薪や節のある薪も割りやすい |
デメリット | 太い薪を割るのには適していない | ストレートタイプより高価 | ストレートタイプより高価 |
形状①|ストレートタイプ

画像引用元: 楽天市場
ストレートタイプは、シンプルな三角柱・円錐形のクサビです。
- メリット
- 比較的安価
- デメリット
- 太い薪を割るのには適していない
形状②|ねじりタイプ

画像引用元: 楽天市場
ねじりタイプは、ストレート型を横にねじったような形状のクサビです。
- メリット
- 木材の繊維を引き裂く力が強く、太い薪や節のある薪も割りやすい
- デメリット
- ストレートタイプより高価
形状③|十字タイプ

画像引用元: 楽天市場
十字タイプは、頭部を上から見ると十字型になっているクサビです。
- メリット
- 木材の繊維を引き裂く力が強く、太い薪や節のある薪も割りやすい
- デメリット
- ストレートタイプより高価
種類②|置き型

画像引用元: 楽天市場
置き型のクサビは、地面や薪割り台の上にクサビを置いて、クサビ上部に薪を当てて、薪の上部をハンマーで叩くことで薪を割ることができるものです。
パワー | 安全さ | 持ち運びやすさ | 使いやすさ |
---|---|---|---|
◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
差し込み型クサビのおすすめランキング
薪のプロが厳選する、差し込み型クサビのおすすめランキングは以下の通りです!
- 1位|FIRESIDE クサビ
- 2位|ハスクバーナ ねじりクサビ
- 3位|ASHOP クサビ十字タイプ
比較すると、以下のようになります。
それぞれについて解説していきます!
ランキング | 製品名 | 形状 | サイズ | 重さ | 価格* |
---|---|---|---|---|---|
1位 | FIRESIDE | ねじり | 4.7×2.3cm | 1.7kg | 13,750円 |
2位 | ハスクバーナ | ねじり | 20×5cm | 2.2kg | 5,940円 |
3位 | ASHOP | 十字 | 16.6×7.5×7.5cm | 1.6kg | 1,750円 |
1位|FIRESIDE クサビ

画像引用元: 楽天市場
FIRESIDEのクサビは鋼鉄製で、ねじり形状により割る力が強化されています。
両面に施された溝により、薪に挟まれて取り出せなくなるリスクが軽減されています。
スウェーデン製の本革ケース付きでおしゃれに持ち運びできます。
形状 | ねじり |
サイズ | 4.7×22.5cm |
重量 | 1.68kg |
価格* | 13,750円 |
安心の有名ブランドでおしゃれさも求めている人に!
2位|ハスクバーナ ねじりクサビ

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ハスクバーナのクサビは、スウェーデンの高級品質な鋼を手作業で作られており、通常の鉄製クサビに比べて破損しにくく、節のある原木にガンガン打ち込めます。
左右の角に掘られた五つのスジにより、割っている途中でクサビが暴れにくいです。
スジはクサビを回転しやすくする効果もあるので、薪を引き裂きやすくなります。
クサビ上部の面積が広いので、ハンマーで打ち損じしにくいです。
形状 | ねじり |
サイズ | 20×5cm |
重量 | 2.2kg |
価格* | 5,940円 |
とにかく薪の割れやすさを重視している人に!
3位|ASHOP クサビ十字タイプ

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ASHOPのクサビは、十字形なので薪に打ち込む際に握りやすいです。
また、先が鋭くないので持ち運びも安心です。
十字形により薪に埋まってしまいにくく、最後まで打ち込むことが可能です。
形状 | 十字 |
サイズ | 16.6×7.5×7.5cm |
重量 | 1.6g |
価格* | 1,750円 |
コスパを重視している人に!
置き型クサビのおすすめランキング
薪のプロが厳選した、置き型クサビのおすすめランキングは以下の通りです。
- 1位|EXTEDRG 両断クサビ
- 2位|Tokyo Camp クサビタワー
- 3位|アナミ 薪割りクサビ
ランキング | 製品名 | サイズ | 重さ | 価格* |
---|---|---|---|---|
1位 | awnec 両断クサビ | 10×10×7cm | 850g | 2,180円 |
2位 | Tokyo Camp クサビタワー | 6×7×7.5cm | 300g | 3,680円 |
3位 | アナミ 薪割りクサビ | S:7×5cm M:10×7cm | S:350g M:810g | 2,100円 |
1位|awnec 両断クサビ

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awnecの両断クサビは、薪割りクサビの刃先は鋭くないので手を当てても切れない安心設計です。
溶接のない一体型デザインなので、より安定感が増し、より強い衝撃力に耐えることができます。
さらに固定用ペグ穴もついてますので、地面にしっかりと固定することができて作業効率を向上できます。
専用の収納袋がセットで付いていて、キャンプや焚き火の際に持ち運びや収納が楽々です。
サイズ | 10×10×7cm |
重量 | 850g |
価格* | 2,980円 |
作業効率の高さを求めている人に!
2位|Tokyo Camp クサビタワー

画像引用元: 楽天市場
TokyoCampのクサビは、接ぎ目のない作りなので強度が高く、硬い薪もしっかり割れます。
また、中心部をくり抜くことにより軽くコンパクトなので持ち運びに便利です。
ロゴとテントマークにより、デザイン性もバッチリです!
サイズ | 6×7×7.5cm |
重量 | 300g |
価格* | 3,680円 |
持ち運びしやすさを重視している人に!
3位|アナミ 薪割りクサビ

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アナミの薪割りクサビは1位のawnecのクサビと似ている形状ですが、こちらは2サイズ展開なので割る薪のサイズにあわせて選ぶことができます。
サイズ | S:7×5cm M:10×7cm |
重量 | S:350g M:810g |
価格* | 2,100円 |
割りたい薪のサイズが決まっている人に!
クサビと相性の良いハンマーのおすすめランキング
クサビと相性の良いハンマーのおすすめを3つ紹介します。
全長 | 重量 | 価格※ | |
---|---|---|---|
1位│snowpeak ハンマー | 290mm | 670g | 8,470円 |
2位│AP 石頭ハンマー | 256mm | 1200g | 1,639円 |
3位│ | 305mm | 680g | 5,340円 |
1位│snowpeak ハンマー

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ヘッドは鍛造仕上げで、頑強さは保証付き。打撃部分に採用した銅が打撃時の衝撃を和らげ、安全&確実に打ち込めます。
打撃時のすっぽ抜けを防ぐスノーピークのロゴ入りベルト付きなので、安全に打ち込むことができます。
ペグ抜きの機能も付いているので、キャンプにぴったりです!
全長 | 重量 | 価格※ |
---|---|---|
290mm | 670g | 8,470円 |
有名ブランドのおしゃれさと機能性を両方重視したい人に!
2位│AP 石頭ハンマー

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石頭ハンマーで重量がしっかりしているので、クサビと合わせて使用したりするのはもちろん、石割りやコンクリートにも使用できます。
柄は折れにくいグラスファイバー製で、グリップ部には滑りにくいラバーコーティングが施されているので、怪我のリスクの心配もありません。
全長 | 重量 | 価格※ |
---|---|---|
256mm | 1200g | 1,639円 |
とにかくパワーを求めている人に!
3位│LOGOS ハンマー

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1位のsnowpeakハンマーと同様、ペグ抜きと固定ベルト付きです。
snowpeakよりも値段を抑えたい方におすすめです。
全長 | 重量 | 価格※ |
---|---|---|
305mm | 680g | 5,340円 |
コスパを重視したい人に!
クサビはホームセンターでも買える?

カインズとDCMであれば、確実に買えます!
各ホームセンターのネット通販サイトがあるので、どのようなクサビの取り扱いがあるか事前に確認してみましょう。
どちらも、ネット通販サイトで購入して店舗受け取りも可能です。
クサビは他のもので代用できる?

画像引用元: 楽天市場
薪割り用のクサビは1,000〜5,000円ほどするので、高いと感じる方もいるでしょう。
そこで、クサビの代用品としておすすめなのが岩石や金属を加工するたがねという工具です。
どちらもホームセンターなどで、500〜700円ほどで購入できます。
まとめ
本記事では、おすすめのクサビをランキング形式で紹介するだけでなく、クサビを使うことで得られるメリットや安全かつ効率的に薪を割る方法、さらにはクサビ選びのポイントも詳しく解説しました。
クサビを活用してスムーズに薪割りを楽しんでください!
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