テントの中で薪ストーブを使ってみたいとき、どのテントを選べばよいか悩みますよね。
薪ストーブ対応のテントを選ばないと、一酸化炭素中毒や火災のリスクがあるので注意する必要があります。
薪ストーブ対応かどうかの判断基準は、以下の5つです。
- 選び方①|煙突穴があるか
- 選び方②|十分な空間を確保できるか
- 選び方③|組み立てやすいか
- 選び方④|耐火性・耐熱性が優れているか
- 選び方⑤|通気性があるかどうか
もちろんテントの外でも薪ストーブを使えますが、あえてテントの中で薪ストーブを使うメリットは下記の通りです。
- メリット①|調理も一緒にできてしまう
- メリット②|冬場は室内で暖かい
これらのメリットから、薪ストーブ対応テントを使ってテント内で薪ストーブを楽しむのをおすすめします!
▼「焚き火や薪ストーブに最適な薪が欲しい」という方におすすめ!
薪ストーブ対応テント選び方
薪ストーブ対応のテントを選ぶ際のポイントとして、下記5つがあります。
それぞれについて解説します。
- 選び方①|煙突穴があるか
- 選び方②|十分な空間を確保できるか
- 選び方③|組み立てやすいか
- 選び方④|耐火性・耐熱性が優れているか
- 選び方⑤|通気性があるかどうか
▼「薪ストーブの選び方も知りたい!」という方はこちら。
▼「テントを止めるロープがうまくほどけない方法を知っておきたい」という方はこちら。
▼「テントサウナに最適な薪の種類も知っておきたい!」という方はこちら。
選び方①|煙突穴があるか
薪ストーブをテント内で使用する際には、テント内に煙が充満しないように煙突穴が必要です。
煙突穴がテントに備えられているかを確認しましょう。
選び方②|十分な空間を確保できるか
薪ストーブを安全に使用するには、十分な空間が必要です。
熱がテントの一部に篭ると火災のリスクがあるため、薪ストーブとテントの壁との間には安全な距離があるものを選択しましょう。
また、十分な空間があればストーブの熱で不快になることなく快適に過ごすことが可能です。
選び方③|組み立てやすいか
薪ストーブを使用するのは寒い時期が多いですから、設置が簡単なものを選ぶと便利です。
キャンプの準備時間を短縮し、より多くの時間を楽しむことが可能です。
十分な空間を確保するほどテントのサイズが大きくなり組み立てるのが難しくなるので、バランスをとるのが重要です。
選び方④|耐火性・耐熱性に優れているか
耐火性や耐熱性のある素材で作られているかを確認しましょう。
テントに使われる主な素材は3種類あり、耐火性・耐熱性が優れている順に並べると以下です。
- ポリコットン
- ナイロン
- ポリエステル
おすすめはポリコットン素材のテントです。
ただし、他の2つの素材に比べて重量があり値段が高いというデメリットもあります。
選び方⑤|通気性があるかどうか
テントの通気性は、以下2つの理由から必要です。
- 結露を防ぎ快適な湿度に保つため
- 薪ストーブを使用するとテント内が高温になるとともに、湿気も増加します
- 一酸化炭素中毒のリスクを下げるため
通気性を確認するポイントは下記2点です。
薪ストーブ対応テントのおすすめ8選
薪ストーブ対応テントのおすすめ8選をご紹介します。
各商品について、薪ストーブ対応テントの選び方に対する評価は以下の通りです。
No | 商品名 | 煙突穴 | 広さ | 組立やすさ | 耐火/熱性 | 通気性 |
---|---|---|---|---|---|---|
① | Naturehike 軍幕 パップテント | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ |
② | ATEPA キャンプテント | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
③ | Gonex ワンポールテント | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
④ | DOKICAMP ワンポールテント | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
⑤ | FIELDOOR パップテント | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
⑥ | YOKA TIPI ワンポールテント | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
⑦ | Snow Peak リビングシェル | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
⑧ | Robens Klondike | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
おすすめ①|Naturehike 軍幕 パップテント
Naturehikeはアウトドア愛好家から信頼されるブランドで、軽量で持ち運びやすいキャンプ用品を多数提供しています。
地面からの冷気を遮断するスカートが付いており、冬季キャンプや寒い場所での使用に適しているのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◯(幅3.6×奥行1.9×高さ1.3m)
- 組み立てやすいか
- ◎(軽量で、一人で設営可能)
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◎(ポリコットン素材)
- 通気性があるかどうか
- ◎(ポリコットン素材、換気口2箇所)
おすすめ②|ATEPA キャンプテント
ATEPAはキャンプ用品の分野で実績を持つブランドで、高品質なテントやアウトドアギアを提供しています。
全面的に防水加工が施され、雨水の侵入を完全に防ぐことができるのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◯(幅2.1×奥行0.45×高さ0.95m)
- 組み立てやすいか
- ◎(軽量で、一人で設営可能)
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◯(ポリエステル素材)
- 通気性があるかどうか
- ◯(換気口2箇所)
おすすめ③|Gonex ワンポールテント
Gonexはアウトドア用品を幅広く取り扱うブランドで、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品が多いです。
180cmの天井高さのワンポールテントは圧迫感がなく、大人が屈まずに出入りできるのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◎(幅3×奥行3×高さ1.8m)
- 組み立てやすいか
- ◯
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◯(ポリエステル素材)
- 通気性があるかどうか
- ◯(換気口2箇所)
おすすめ④|DOKICAMP ワンポールテント
DOKICAMPはアウトドア用品に特化したブランドで、耐久性と機能性に優れたテントを提供しています。
インナーテントを全面メッシュ仕様にすることで、テント内部の通気性を格段にアップさせているのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◎(幅1.6×奥行3.2×高さ1.6m)
- 組み立てやすいか
- ◯
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◎(ポリコットン素材)
- 通気性があるかどうか
- ◎(ポリコットン素材、換気口4箇所)
おすすめ⑤|FIELDOOR パップテント
FIELDOORはアウトドア用品に特化したブランドで、耐久性と機能性に優れたテントを提供しています。
二又ポールにすることでデッドスペースを無くし、テント内の空間を有効に広く使えるのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◎(幅2×奥行1.05×高さ1.2m)
- 組み立てやすいか
- ◯
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◎(ポリコットン素材)
- 通気性があるかどうか
- ◎(ポリコットン素材、ジッパー複数箇所)
おすすめ⑥|YOKA TIPI ワンポールテント
YOKAは、使い勝手の良さ、高い耐久性、上質なデザインを兼ね備えたプロダクトを提供しているブランドです。
耐熱布だけを取り外し、交換できるようになっているのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◎(幅2.7m×奥行2.7×高さ1.75m)
- 組み立てやすいか
- ◯
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◯(40Dリップストップナイロン)
- 通気性があるかどうか
- ◯
おすすめ⑦|Snow Peak(スノーピーク) リビングシェル
Snow Peakは高品質なキャンプ用品で日本国内屈指のブランドで、実用性とキャンパーの痒いところに手が届く商品を提供しています。
対応テントとドッキングしたり、別売りのインナールームを設置することで、寝室を確保できるのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 煙突穴があるか
- ◎
- 十分な空間を確保できるか
- ◎(幅4.6m×奥行4.2×高さ2.1m)
- 組み立てやすいか
- ◯
- 耐火性・耐熱性が優れているか
- ◯(ポリエステル素材)
- 通気性があるかどうか
- ◯(通気口複数箇所)
おすすめ⑧|Robens Klondike
ローベンスは、デンマーク発のテントブランド です。
サイズが大きく、中規模グループや家族向けのキャンプに最適なのが特徴です。
薪ストーブ対応テント選び方の5項目に対する評価は、以下の通りです。
- 選び方①|煙突穴があるか
- ◎
- 選び方②|十分な空間を確保できるか
- ◎
- 選び方③|組み立てやすいか
- ◯
- 選び方④|耐火性・耐熱性が優れているか
- ◎(ポリコットン素材)
- 選び方⑤|通気性があるかどうか
- ◎(ポリコットン素材、通気口4箇所)
テント内で薪ストーブを使うメリット
テント内で薪ストーブを使うメリットは下記2点あります。
- メリット①|調理も一緒にできてしまう
- メリット②|冬場は室内で暖かい
メリット①|調理も一緒にできてしまう
薪ストーブは暖房器具としてだけでなく、調理器具としても使用可能です。
テントの中で暖を取りながら、温かい食事や飲み物を作ることができます。
メリット②|冬場は室内で暖かい
薪ストーブはテント内を温かく保つことが可能です。
冬場では特に快適に過ごすことができます。
四季を通じてアウトドア活動を楽しむことが可能となります。
テント内で薪ストーブを使うデメリット
テント内で薪ストーブを使うデメリットは下記3点です。
- デメリット①|持ち運びが大変
- デメリット②|火災リスクがある
デメリット①|持ち運びが大変
テント内で使う場合に限らずですが、薪ストーブ自体が重く、さらに燃料となる薪も必要です。
徒歩や自転車だと難しいので車等は必要になります。
デメリット②|火災リスクがある
薪ストーブの使用には、常に火災のリスクが伴います。
不適切な設置によりテントや周囲の自然に火が燃え移る可能性がありますので、注意する必要があります。
まとめ
この記事では、薪ストーブ対応テントの選び方やおすすめ商品、テント内で薪ストーブを使うメリット・デメリットについて解説しました。
薪ストーブ対応のテントを選ばないと、一酸化炭素中毒や火災のリスクがあるので注意する必要があります。
薪ストーブ対応かどうかの判断基準は、以下の5つです。
- 選び方①|煙突穴があるか
- 選び方②|十分な空間を確保できるか
- 選び方③|組み立てやすいか
- 選び方④|耐火性・耐熱性が優れているか
- 選び方⑤|通気性があるかどうか
もちろんテントの外でも薪ストーブを使えますが、あえてテントの中で薪ストーブを使うメリットは下記の通りです。
- メリット①|調理も一緒にできてしまう
- メリット②|冬場は室内で暖かい
これらのメリットから、薪ストーブ対応テントを使ってテント内で薪ストーブを楽しむのをおすすめします!
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