薪割りに使えるバトニングナイフ、色々種類があって悩みますよね!
薪のプロが厳選したバトニングナイフのおすすめ5つは下記です。
- おすすめ①|モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
- 軽量でコスパが良く、バトニング初心者の方に
- おすすめ②|モーラナイフ ブッシュクラフト
- コンパニオンヘビーデューティーだと切れ味が物足りない方に
- おすすめ③|モーラナイフ ガーバーグ
- 重厚感と切れ味と求めるベテランさんに
- おすすめ④|SWISS+TECH キャンプナイフ
- モーラナイフだと刃の長さや厚さが物足りない方に
- おすすめ⑤|ファルクニーベン A1z サバイバルナイフ
- コンベックス刃に挑戦したいベテランさんに
▼「焚き火や薪ストーブに最適な薪が欲しい」という方におすすめ!
バトニングナイフとは
バトニングナイフとは、「バトニング(薪割り)」に適したナイフのことです。
焚き火をするときは、バトニングで薪を細くすることで火付きを良くすることが重要です。
大きな薪を割るのであれば斧や鉈を使ったほうが便利ですが、既に割られている薪をさらに割りたい場合はバトニングナイフのほうが楽です。
バトニングナイフや斧や鉈に比べて軽いので、筋力に自信のない方でも扱いやすく、持ち運びにも便利です。
▼「バトニングの全体像についてもっと知りたい!」という方はこちら。
▼「斧や鉈について詳しく知りたい!」という方はこちら。
バトニングナイフを買える場所
バトニングナイフを買える場所は、下記
- 場所①|ホームセンター
- 場所②|アウトドアショップ
- 場所③|ネット通販
場所①|ホームセンター
サイズ感などを実物で確認してから購入したい、メーカーにこだわりがないという方はホームセンターで購入するのがおすすめです。
主要なホームセンターであれば専用ネット通販サイトが存在するので、そこで事前に調べてから行くと安心です。
参考に、カインズとDCMでは下記のバトニングナイフが販売されていましたよ!
お家で事前に比較できるのが嬉しいポイントですね。
場所②|アウトドアショップ
既にメーカーが決まっていて、かつ実物を見てから購入したい場合はアウトドアショップがおすすめです。
メーカーの公式サイトに取り扱い店舗一覧が載っていることが多いので、どこのアウトドアショップに行くべきか事前に確認しましょう。
例えば、バトニングナイフの主要メーカー「モーラナイフ」であれば、STORE LIST | UPI OUTDOORから取り扱い店舗を確認できます。
場所③|ネット通販
実物を事前に見てから買うことにこだわりが無い方は、様々なメーカーや種類から自由に選ぶことができるネット通販がおすすめです。
薪のプロおすすめのバトニングナイフは、この記事の後半で紹介します!
バトニングナイフは100均でも買える?
ダイソーには、持ち運び用のケース付きのセラミックナイフが売られています。
ただしバトニングに使うとすぐに刃がダメになってしまうので、バトニングナイフには適していません。
キャンプに持っていく場合は、こちらは食材のカットに使いましょう!
バトニングナイフを選ぶポイント
薪割りに最適なバトニングナイフを選ぶポイントは下記5つです。
- ポイント①|刃の長さ
- ポイント②| 刃の厚さ
- ポイント③|刃の形状
- ポイント④|素材
- ポイント⑤|構造
ポイント①|刃の長さ
割りたい薪の太さよりも刃が長いものを選びましょう。
刃の長さが薪の太さを上回っていないと、薪にバトニングナイフを食い込ませたあとにうまく割ることができません。
ポイント②| 刃の厚さ
刃の厚みがあるほど強度が高く、薪を割りやすくなります。
理由は、刃の厚みにより薪を広げるようにして割れるためです。
薄い刃の場合、薪に刃を入れると内部で食い込んでしまい、ナイフが抜けなくなることもあるので注意しましょう。
ポイント③|刃の形状
キャンプ用のナイフの刃には6種類ほどの形状がありますが、バトニング用には以下の2種類がおすすめです。
- スカンジ
- 薪割りに適しており、さらに研ぎやすいという特徴を持っているため、初心者におすすめです。
- コンベックス
- 刃が強く、スカンジよりもさらに薪割りしやすいですが、刃に丸みがあるため研ぎにくくベテランキャンパーの方におすすめです。
ポイント④|素材
ブッシュクラフトナイフの刃の素材には主に2種類あります。
- ステンレス
- サビに強いのでメンテナンスが楽な一方、軽量なので薪割りに力が要ります。
- カーボン
- 切れ味がよいので薪割りがしやすいですが、サビやすいため定期的にメンテナンスをする必要があります。
ポイント⑤|構造
ナイフのタイプは大きく分けて3種類あり、薪割りに適しているのはシースナイフです。
- シースナイフ
- 固定刃で鞘(さや/シース)に収めておくタイプ。
- 堅牢性が高く、木を切るなどのハードな使用にも耐える。
- フォールディングナイフ
- 折りたんでコンパクトに携帯できるタイプ。
- 安全性も高く、男女問わず使いやすいものが多い。
- マルチツールナイフ
- ナイフのほかに、缶切りや栓抜きなどの多機能を備えるタイプ。
- 万能であるがゆえに、非常時に役立つほか、持ち歩くギアを減らすこともできる。
シースナイフにはさらに3種類あり、薪割りに適しているのはフルタングタイプです。
- フルタングタイプ
- 刃を持ち手で挟む構造
- 刃が折れにくく薪割りに最適
- コンシールドタイプ
- 持ち手で挟まれている刃の面積が少ない構造
- 刃が折れやすいので調理用に最適
- ナロータングタイプ
- 持ち手に開けた穴に刃を差し込むように固定した構造
- 刃が折れやすいので調理用に最適
バトニングナイフのおすすめ5選
薪のプロが厳選した、バトニングナイフのおすすめは下記5つです!
- おすすめ①|モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
- 軽量でコスパが良く、バトニング初心者の方に
- おすすめ②|モーラナイフ ブッシュクラフト
- コンパニオンヘビーデューティーだと切れ味が物足りない方に
- おすすめ③|モーラナイフ ガーバーグ
- 重厚感と切れ味と求めるベテランさんに
- おすすめ④|SWISS+TECH キャンプナイフ
- モーラナイフだと刃の長さや厚さが物足りない方に
- おすすめ⑤|ファルクニーベン A1z サバイバルナイフ
- コンベックス刃に挑戦したいベテランさんに
比較すると下記のようになります。
おすすめ | 刃の長さ | 刃の厚さ | 刃の形状 | 素材 | 構造 | 価格* |
---|---|---|---|---|---|---|
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー | 104mm | 3.2mm | スカンジ | ステンレス/カーボン | シース | 2,992円 |
モーラナイフ ブッシュクラフト | 109mm | 3.2mm | スカンジ | カーボン | シース | 10,890円 |
モーラナイフ ガーバーグ | 109mm | 3.2mm | スカンジ | カーボン | シース(フルタング) | 12,650円 |
SWISS+TECH キャンプナイフ | 122mm | 4.3mm | スカンジ | ステンレス | シース | 2,980円 |
ファルクニーベン A1z サバイバルナイフ | 160mm | 6mm | コンベックス | ステンレス | シース | 45,632円 |
おすすめ①|モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
画像引用元: 楽天市場
モーラナイフの代表的なシリーズが、コンパニオンシリーズのヘビーデューティーモデルです。
切れ味とコストパフォーマンスのバランスが絶妙で、特にバトニング初心者の方におすすめです。
コンパニオンシリーズのスタンダードモデルと比較して、ヘビーデューティーモデルは刃が厚いので薪割りがしやすいです。
サビに強いステンレスと切れ味の良いカーボンがあるので、どちらが好みの方を選べます。
刃の長さ | 約104mm |
刃の厚さ | 約3.2mm |
刃の形状 | スカンジ |
素材 | ステンレス/カーボン |
構造 | シースナイフ |
価格* | 2,992円 |
おすすめ②|モーラナイフ ブッシュクラフト
画像引用元: 楽天市場
モーラナイフのブッシュクラフトシリーズは、コンパニオンヘビーデューティーよりも切れ味のよさと研ぎやすさが特徴的です。
コンパニオンヘビーデューティーだと切れ味が物足りない方におすすめです。
刃にはDLCコーティング(Diamond-Like Carbonの略で、主に炭素と水素で構成されるナノレベルの薄膜を金属表面にコーティング)が施されているため非常に硬くなっています。
緊急時にもファイヤースターター等を使用して着火することが可能です。
刃の長さ | 約104mm |
刃の厚さ | 約3.2mm |
刃の形状 | スカンジ |
素材 | カーボン |
構造 | シース |
価格* | 10,890円 |
おすすめ③|モーラナイフ ガーバーグ
画像引用元: 楽天市場
モーラナイフのガーバーグシリーズは、モーラナイフのアウトドアナイフ全ラインナップのなかで、最も強靱で重量感のあるハイエンドモデルです。
ブレードは刃厚3.2mmのフルタング(刃が持ち手全体まで通っている)構造になっており、刃が折れやすく非常に耐久性が高いです。
鋭い切れ味を備えた高品質のカーボンスチールは、1%の炭素を含むことにより長期間にわたって最大の切れ味を発揮するよう研ぎ直しがしやすくなっています。
刃の長さ | 約118mm |
刃の厚さ | 約4.7mm |
刃の形状 | スカンジ |
素材 | スチール |
構造 | シース |
価格* | 12,650円 |
おすすめ④|SWISS+TECH キャンプナイフ
画像引用元: 楽天市場
SWISS+TECHのナイフは、モーラナイフに比べて刃の長さや厚さがあるので太めの薪でも割りやすいです。
フルタング(刃が持ち手全体まで通っている)構造になっており、刃が折れやすく非常に耐久性が高いです。
刃を収納するケースは本革で、持ち手も天然木材でできているので、おしゃれさも兼ね備えています。
刃の長さ | 約122mm |
刃の厚さ | 約4.3mm |
刃の形状 | スカンジ |
素材 | スチール |
構造 | シース |
価格* | 2,980円 |
おすすめ⑤|ファルクニーベン A1z サバイバルナイフ
画像引用元: 楽天市場
ファルクニーベンのナイフは、刃が丸みを帯びているコンベックス刃のナイフです。
刃が強く、スカンジよりもさらに薪割りしやすいですが、刃に丸みがあるため研ぎにくいので注意です。
値段ははりますが、ベテランにしか使いこなせないコンベックス刃のナイフはキャンパー友達に自慢できること間違いなしです!
刃の長さ | 約160mm |
刃の厚さ | 約6mm |
刃の形状 | コンベックス |
素材 | スチール |
構造 | シース |
価格* | 45,632円 |
バトニングナイフを使った薪割り手順
バトニングナイフを使った薪割り手順は下記の通りです。
- 手順①|斧で割った薪や細めの薪を用意して立てる
- 手順②|立てた薪の上にナイフを当てる
- 手順③|他の薪や木材でナイフの背をたたく
手順①|細めの薪を用意して、薪割り台に立てる
まずはナイフで割る薪を用意します。
薪のサイズの目安として、使用するナイフの刃の長さの半分以下の太さのものを用意するようにしましょう。
もし太すぎる場合は、事前に斧で割って調整しましょう、
柔らかい土の上だと力が分散してうまく割りにくいので、薪割台を使うのがおすすめです。
▼「薪割り台はどれを買えばいい?」という方はこちら。
手順②|薪の上部にナイフを当てる
薪を立てて、ナイフの刃の根元部分を薪の上部に当てて、刃の先端は薪から出るようにします。
またこのときに、刃を少し薪に食い込ませておくと、割る箇所がズレることなく安定するので、バトニングがやりやすくなります。
手順③|他の薪でナイフの背をたたく
他の薪で薪の真上にあたるナイフの背を少しずつたたき、刃を食い込ませていきます。
ナイフが半分以上入るくらいまで進んだら、叩く位置をナイフの先端側にずらして先ほどよりも少し強くどんどん割り進めます。
半分以上薪が割れてくると、木目に沿って手で引き裂くこともできます。
まとめ
この記事では、薪割りに使えるバトニングナイフのおすすめを紹介しました。
薪のプロが厳選したバトニングナイフのおすすめ5つは下記です。
- おすすめ①|モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
- 軽量でコスパが良く、バトニング初心者の方に
- おすすめ②|モーラナイフ ブッシュクラフト
- コンパニオンヘビーデューティーだと切れ味が物足りない方に
- おすすめ③|モーラナイフ ガーバーグ
- 重厚感と切れ味と求めるベテランさんに
- おすすめ④|SWISS+TECH キャンプナイフ
- モーラナイフだと刃の長さや厚さが物足りない方に
- おすすめ⑤|ファルクニーベン A1z サバイバルナイフ
- コンベックス刃に挑戦したいベテランさんに
斧や鉈はもちろんバトニングナイフも使いこなして、焚き火をさらに楽しみましょう!
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