薪を無料で手に入れたいと考えたことはありませんか?
薪ストーブやキャンプで焚き火を楽しみたいけれど、薪のコストが気になる……
そんな方に向けて、今回は薪の専門家が「無料で薪を手に入れる方法」や「薪にかかるコストを抑えるコツ」を詳しく解説します。
意外にも、自治体の無料配布や森林ボランティアなど、知られざる方法がたくさんあります。
さらに、ふるさと納税を活用することで薪を安く手に入れる方法や、キャンプ用品自体のコストを下げる工夫も紹介。
この記事を読めば、焚き火や薪ストーブをもっと手軽に楽しめるようになります。
- 薪を無料で手に入れる方法
- 薪を安く手に入れる方法
- 薪以外でコストを抑えるコツ
▼「焚き火のやり方から知りたい」方は下記をご覧ください。
▼「焚き火に必要な薪の量を知りたい」方は下記をご覧ください。
薪を無料で手に入れる方法
薪を無料で手に入れる方法について、2つのシーンに分けて解説します。
- シーン①|キャンプ場に行く前
- シーン②|キャンプ場に着いた後
▼「新聞紙で薪を作る方法を知りたい」方は下記をご覧ください。
▼「竹で薪を作る方法を知りたい」方は下記をご覧ください。
シーン①|キャンプ場に行く前
キャンプ場に行く前に、薪を無料で手に入れる方法は下記6通りあります。
それぞれについて解説します。
- 方法①|自治体の無料配布
- 方法②|海岸の流木を拾う
- 方法③|森林の持ち主に相談
- 方法④|造園業者に問い合わせる
- 方法⑤|製材所に問い合わせる
- 方法⑥|森林ボランティアに参加
方法①|自治体の無料配布
自治体が公園の整備、ダムの倒木処理などを行った際に、木材資源の有効活用を目的として無料配布されるケースがあります。
自治体サイト内で「木 無料」と検索してみましょう。
事前申込制の場合もありますので、定期的にチェックしてみてください。
方法②|流木を拾う

流木を拾える場所は川と海です。
それぞれについて、拾いやすい場所とタイミングを紹介します。
- 川
- 拾いやすい場所は、川が海に流れ込む河口付近
- 拾いやすいタイミングは、大雨後の晴れた日
- 海
- 拾いやすい場所は、岩浜よりも砂浜
- 拾いやすいタイミングは、海が荒れた後の晴れた日
方法③|森林の持ち主に相談
森林に落ちている薪は、森林の持ち主に無断で拾うことはできません。
もしツテがあれば森林の持ち主に相談してみましょう。
森林は定期的に余分な木を伐採しないと荒れてしまうので、薪を拾うだけでなく伐採から自分でできるなら、むしろ喜んでもらえるかもしれません。
方法④|造園業者に問い合わせる

造園業者とは、庭園や公園、ゴルフ場などの緑地を設計・施工・管理する業者です。
伐採した木々の処理には費用がかかるため、譲ってくれるかもしれません。
方法⑤|製材所に問い合わせる

製材所とは、丸太から角材や板材を生産する場所のことです。
製材所から出る端材の処理には費用がかかるので、譲ってくれるかもしれません。
ただ、防腐剤処理された材木などは燃やすと有害な煙が出るので避けましょう。
方法⑥|森林ボランティアに参加

森林ボランティアとは、地域の森に入り、間伐や伐採、植林などの活動を行っている団体のことです。
活動の中で発生した木々をボランティア参加者に無料で配布していることがあります。
シーン②|キャンプ場に着いた後
キャンプ場に着いた後に、薪を無料で手に入れる方法は下記2つです。
- 方法①|キャンプ場で拾う
- 方法②|薪が無料のキャンプ場に行く
方法①|キャンプ場で拾う

キャンプ場では小枝や松ぼっくりを拾うことができ、特に焚き付けのときに活躍します。
松ぼっくりは、なるべく傘の開いているものを探しましょう。
傘が開いている方が空気が入りやすく、燃焼効率が良いからです。
木から自然落下したものは傘が開いていることが多いので、簡単に見つけられるはず。
方法②|薪が無料のキャンプ場に行く

キャンプ場で薪を無料で配布している場合があるので、調べてみましょう。
ただ最近は、もともと無料から有料に切り替えるキャンプ場が増えてきているので注意しましょう。
薪を安く手に入れる方法
薪を安く手に入れる方法として、下記2つを紹介します。
- 方法①|ふるさと納税を活用する
- 方法②|薪生産者から直接購入する
▼「薪を安く手に入れる方法についてもっと詳しく知りたい」方は下記をご覧ください。
方法①|ふるさと納税を活用する

ふるさと納税とは任意の自治体に寄付すること税金が控除される仕組みで、少ない実質負担額でたっぷりの薪を手に入れられます。
▼「ふるさと納税の広葉樹薪のおすすめを知りたい」方は下記をご覧ください。
方法②|薪生産者から直接購入する
小売店などを介さず直接購入することで流通コストなどが抑えられる分、安くできる場合があります。
もしツテがあれば、薪生産者に相談してみましょう。
薪以外でコストを抑えるコツ
薪以外でコストを抑えるコツは下記2点です。
それぞれについて解説します。
- コツ①|河川敷でキャンプ
- コツ②|キャンプ用品を安く買う
コツ①|河川敷でキャンプ

キャンプ場はお手洗いやゴミ捨て場などが整備されていて便利な反面、どうしてもお金がかかってしまいますよね。
河川敷であれば、誰かに許可をとることなく無料でキャンプすることができます。
理由は、河川法という法律で「自由使用の場合は許可不要」と規定されているためです。
もちろん近隣住民の迷惑にならないような配慮は必要です。
夜遅くまで大きな声で騒ぐ、ごみを捨てていくなどは絶対にやめましょう。
コツ②|キャンプ用品を安く買う
キャンプ用品を安く買うことができる場所は下記5つです。
それぞれについて解説します。
- 場所①|専門店のセール
- 場所②|専門店のアウトレット
- 場所③|ECサイトのセール
- 場所④|リサイクルショップ
- 場所⑤|フリマアプリ
▼「キャンプ用薪ストーブの選び方を知りたい」方は下記をご覧ください。
▼「おすすめの薪割り台を知りたい」方は下記をご覧ください。
場所①|専門店のセール
アウトドア専門店でキャンプ用品を安く買いたいなら、セールを狙うのがおすすめです。
ショップにより異なりますが、キャンプのオフシーズン(11-4月)になるとセールが実施されることが多いです。
ショップのホームページやSNSをこまめに確認しておきましょう。
場所②|専門店のアウトレット
アウトドア専門店のアウトレットでは、B級品や廃盤品などのキャンプ用品が安く購入できます。
また、どれも新品なので品質的には問題なく使用できます。
大規模アウトレットモールであれば出店数が多いので、一度にたくさんのキャンプ用品を購入できておすすめです。
場所③|ECサイトのセール

Amazonや楽天市場では、「Amazonプライムデー」や「楽天スーパーセール」といった大規模セールが定期的に行われており、そのセールを活用することでキャンプ用品を安く買うことができます。
さらに、購入したらポイントが貯まるため、そのポイントでお得にキャンプ用品を手に入れられます。
場所④|リサイクルショップ

リサイクルショップで中古品を購入することで、キャンプ用品を安く手に入れることができます。
欲しいブランドの製品を見つけられない可能性はありますが、中古品の状態を実際に手にとって確認できる安心感があります。
キャンプ用品は数回使うとすぐ汚れるので、欲しいブランドが明確でない場合は中古品もおすすめ!
場所⑤|フリマアプリ

フリマアプリは個人が出品していることが多く、安い価格で買える可能性が高いです。
中には購入したけれど使わなかった新品や、数回使っただけの美品などが出品されていることも。
まとめ
薪を無料で手に入れたいと考えたことはありませんか?
薪ストーブやキャンプで焚き火を楽しみたいけれど、薪のコストが気になる……
そんな方に向けて、今回は薪の専門家が「無料で薪を手に入れる方法」や「薪にかかるコストを抑えるコツ」を詳しく解説しました。
さらに、ふるさと納税を活用することで薪を安く手に入れる方法や、キャンプ用品自体のコストを下げる工夫も紹介しました。
焚き火や薪ストーブをもっと手軽に楽しみましょう!
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