タープの近くで焚き火を楽しみたいと考えているキャンパーに向けた記事です!
焚き火の暖かさや雰囲気を楽しみつつ、安全に設置するためのコツを詳しく解説します。
誤った配置をするとタープに穴が空いたり、一酸化炭素がこもったりするため、コツを知っておくことが重要です。
また、焚き火と相性の良いタープの種類や、専用のギアを使って安全性を高める方法も紹介します。
この記事を読めば、タープの近くで焚き火をより安心して楽しめるようになります。
- タープと焚き火を配置するコツ
- 焚き火と相性の良いタープの種類
- タープ真下での焚き火をおすすめしない理由
- 焚き火用タープのおすすめ3選
- タープでの焚き火を安全にするためのおすすめガード
▼「焚き火の楽しみ方を知りたい」方は下記をご覧ください。
▼「焚き火ができる場所について知りたい」方は下記をご覧ください。
タープと焚き火を配置するコツ

タープ下で焚き火を楽しむ際は、安全性と快適性を確保することが重要です。
火の粉によるタープの損傷や煙のこもりを防ぐために、適切な設営方法を知っておきましょう。
ここでは、タープ下に焚き火を配置するための3つのコツを解説します。
- コツ①|焚き火との距離を確保
- コツ②|風向きを考慮
- コツ③|煙がこもらないように
▼「タープの張り方を知りたい」方は下記をご覧ください。
コツ①|焚き火との距離を確保
焚き火とタープの距離は最低でも2〜3m以上確保するのが理想です。
特に、ポリエステルやナイロン製のタープは火の粉に弱く、穴が開きやすいため注意が必要です。
具体的には、下記の対策をしましょう。
- 耐火性のあるタープを選ぶ(TC素材がおすすめ)
- ポールを使い、高めに設営する
- タープから焚き火を離して置く
これにより、火の粉がタープに当たるリスクを軽減できます。
コツ②|風向きを考慮

風向きを考えずに設営すると、タープに火の粉が飛んだり、煙がこもったりする原因になります。
設営時には風向きを確認し、焚き火を適切な位置に配置しましょう。
具体的には、下記の対策をしましょう。
- 風上にタープを張らない
- 風下または横方向に焚き火を配置
- 風向きが変わることを考慮し、焚き火台の向きを調整する
風の強い日はタープの片側を低めに設営し、風除けの役割を持たせるのも有効です。
コツ③|煙がこもらないように

タープの近くで焚き火をすると、煙がこもって快適に過ごせないことがあります。
煙をスムーズに逃がすための工夫が必要です。
具体的には、下記の対策をしましょう。
- タープの中央を高くし、煙の抜け道を作る
- 片側を開放し、空気の流れを確保
- 焚き火の位置を調整し、煙の流れを考える
特に雨天時にタープを低く張ると煙が抜けにくくなるため、少し高さをつけると快適になります。
焚き火と相性のよい3種類のタープ
アウトドアで焚き火を楽しむ際、タープの選び方はとても重要です。
熱や火の粉に強い素材を選びつつ、風通しや設営のしやすさも考慮する必要があります。
ここでは、焚き火と相性のよい3種類のタープを紹介します。
- 種類①|レクタタープ
- 種類②|ヘキサタープ
- 種類③|ウィングタープ
種類①|レクタタープ

画像引用元: 楽天市場
レクタタープ(長方形タープ)は、広い日陰を作れるのが特徴です。
ポールの高さや張り方を調整することで、風の通りを良くしながら焚き火を楽しめます。
また、複数のポールを使用すれば、開放感を持たせつつ、火の粉が直接当たりにくいように工夫できます。
レクタタープのメリットは以下の通りです。
- 設営の自由度が高く、さまざまな張り方が可能
- 広範囲をカバーできるため、グループキャンプにも最適
- 風向きや火の位置に応じて調整がしやすい
種類②|ヘキサタープ

画像引用元: 楽天市場
ヘキサタープ(六角形タープ)は、シンプルな設営でありながら、適度な開放感と風の通りを確保できるのが魅力です。
ポールの高さを変えることで、火の粉を避けつつ快適な空間を作りやすいのも特徴です。
ヘキサタープのメリットは、以下の通りです。
- 設営が簡単で、ソロキャンプやデュオキャンプにも最適
- 風通しが良く、焚き火の煙がこもりにくい
- シルエットが美しく、スタイリッシュなキャンプサイトを演出できる
種類③|ウィングタープ

画像引用元: 楽天市場
ウィングタープ(三角形タープ)は、片側を低く張ることで風を防ぎつつ、片側を開放することで煙を逃しやすい構造になっています。
特に、風の強い環境や焚き火をメインに楽しむキャンパーにおすすめです。
ウィングタープのメリットは、下記の通りです。
- 風よけとして活用しやすく、焚き火が快適に楽しめる
- 設営がシンプルで、短時間で設置可能
- 軽量コンパクトで持ち運びしやすい
タープ真下での焚き火をおすすめしない理由
キャンプやアウトドアでタープを張り、その真下で焚き火を楽しみたいと考える人も多いでしょう。
しかし、タープの真下で焚き火をするのは非常に危険で、おすすめできません。
この記事では、その理由を3つに分けて詳しく解説します。
- 理由①|タープに穴が空いたり燃えたりする危険がある
- 理由②|熱でタープが劣化・変形する
- 理由③|煙や一酸化炭素がこもる危険がある
理由①|タープに穴が空いたり燃えたりする

焚き火をすると、薪が爆ぜて火の粉が舞い上がることがあります。
この火の粉がタープに付着すると、生地が溶けたり穴が空いたりする原因になります。
特にポリエステルやナイロン製のタープは燃えやすく、一瞬で延焼する危険もあります。
また、難燃性のあるタープであっても、完全に火に強いわけではありません。
タープに穴が空いてしまうと、雨風を防ぐ本来の機能が損なわれてしまうため、焚き火はタープから十分な距離をとって行うのが安全です。
理由②|タープが劣化・変形する
焚き火の熱は想像以上に強く、直接炎が触れなくても、タープの生地が高温にさらされることで劣化や変形を引き起こします。
特にポリエステル製のタープは熱に弱く、縮んだり溶けたりすることがあります。
ポリコットン(TC)素材のタープは比較的耐熱性があるものの、長時間高温の影響を受けると劣化が早まります。
タープを長く使いたい場合は、焚き火の熱が届かない距離を保つことが重要です。
理由③|煙や一酸化炭素がこもる危険がある

タープの真下で焚き火をすると、煙がこもって視界が悪くなるだけでなく、一酸化炭素が溜まる危険があります。
特に無風状態や、タープの周囲を囲っている場合は、換気が不十分になり、中毒症状を引き起こすリスクが高まります。
一酸化炭素は無色無臭で気づきにくいため、最悪の場合、意識を失う危険性もあります。
安全のためにも、タープとしっかり距離をとって焚き火をすることを強くおすすめします。
焚き火用タープのおすすめ3選
熱に強い焚き火用タープのおすすめを3つ紹介します。
サイズ | 金額 | |
---|---|---|
①tomount タープ | 4×5m | 6,980円 |
②SOOMLOOM レクタタープ | 4×4.9m | 11,000円 |
③テンマクデザイン ムササビウィング | 0.90×3.8/2.4m | 14,080円 |
おすすめ①|tomount タープ

画像引用元: 楽天市場
tomountのポリコットンタープは、おしゃれな色合いとナチュラルな風合いが魅力のTC素材を採用し、UVカットや耐水性、防カビ、難燃性を備えています。
12か所のループで自在に設営でき、強度が高く引き裂きに強いため、アウトドアで安心して使用可能です。
耐火性にも優れており、焚き火の火の粉を気にせず快適に過ごせます。
収納サイズはコンパクトで持ち運びやすく、専用バッグ付きで移動もラクラク。
初心者でも簡単に設営でき、テントと組み合わせることで広々とした空間を作れるのも大きな魅力です。
サイズ | 金額 |
---|---|
4×5m | 6,980円 |
おすすめ②|SOOMLOOM レクタタープ

画像引用元: 楽天市場
SOOMLOOM レクタタープは、シンプルながら多彩なアレンジが可能で、どんなテントにも連結しやすい柔軟性が魅力です。
耐火性に優れ、火の粉にも強いため、焚き火を楽しむキャンプにも最適です。
さらに、遮光性・遮熱性が高く、強い日差しの下でも快適な空間を作れます。
丈夫で肌触りの良い生地は、高級感のある見た目とナチュラルな風合いを兼ね備えています。
設営や撤収が簡単なので、初心者でも扱いやすく、アウトドアの時間をより快適にしてくれます。
サイズ | 金額 |
---|---|
4×4.9m | 11,000円 |
おすすめ③|テンマクデザイン ムササビウィング

画像引用元: 楽天市場
伝説のウィングタープ「ムササビウィング」が、tent-Mark DESIGNSとのコラボレーションで待望の復刻を果たしました。
美しいカーブを描く独特なフォルムと、ソロから少人数に最適なサイズ感で、多くのキャンパーに愛されてきたデザインです。
TC素材を採用した焚き火バージョンは、火の粉による穴あきを軽減し、耐久性にも優れているため、焚き火を楽しみながら安心して使用できます。
さらに、高い遮光性を持つベージュの幕体が、真夏でもタープ下を木陰のような涼しさに保ち、快適なアウトドア空間を提供します。
焚き火の温もりと満天の星空に包まれながら、贅沢な時間を過ごせる至高のタープです。
サイズ | 金額 |
---|---|
0.90×3.8/2.4m | 14,080円 |
タープ下での焚き火用ガードおすすめ

画像引用元: 楽天市場
難燃タープガードは、綿100%で難燃加工が施されており、大切なタープを焚き火の火の粉からしっかり守ります。
焚き火の風除けやグランドシートとしても使え、アイデア次第で活用の幅が広がるのが魅力です。
熱に強く柔らかい生地なので、キャンプでの使用感も抜群で、ポリエステル製のテントの上に乗せて日除けとして使うことも可能です。
収納袋まで丁寧に作られており、持ち運びや収納もスムーズで安心感があります。
まとめ
タープの近くで焚き火を楽しみたいと考えているキャンパーに向けた記事です!
焚き火の暖かさや雰囲気を楽しみつつ、安全に設置するためのコツを詳しく解説します。
誤った配置をするとタープに穴が空いたり、一酸化炭素がこもったりと危険が伴うため、コツを知っておくことが重要です。
また、焚き火と相性の良いタープの種類や、専用のギアを使って安全性を高める方法も紹介しました。
タープの近くでの焚き火をより安心して楽しみましょう!