焚き火の薪の組み方ガイド│長持ちのコツも初心者にわかりやすく。

薪の知識

焚き火はキャンプの醍醐味のひとつですが、薪の組み方ひとつで火のつきやすさや持続時間が大きく変わります

初心者の方の中には、「うまく火がつかない」「すぐに燃え尽きてしまう」と悩む人も多いでしょう。

しかし、薪の組み方を理解すれば、より簡単に焚き火を楽しむことができます。

この記事では、初心者でも実践しやすい薪の組み方を3種類紹介し、それぞれの特徴も解説します。

さらに、火のつけ方の手順焚き火を長持ちさせるコツも詳しく解説するので、焚き火の基礎から応用までしっかり身につけることができます!

この記事でわかること
  • 焚き火の薪の組み方
  • 初心者でも簡単にできる火のつけ方
  • 焚き火を長持ちさせるコツ

▼「焚き火の楽しみ方を知りたい」方は下記をご覧ください。

焚き火の薪の組み方3選

おすすめの薪の組み方を3パターン紹介します。

それぞれを「火力」「組みやすさ」「炎の美しさ」で比較すると以下のようになります。

火力組みやすさ炎の美しさ
①井桁型
②ティピ型
③差し掛け型

組み方①|井桁型

井桁型は、薪を「井」の字に組む方法です。

空気を取り込みやすいので炎が高くあがりますが、その分薪の消費スピードも早いです。

中央にできた空間に、焚き付けをいれて燃やします。

キャンプファイヤーなど、盛大に炎を燃やしたい方におすすめです。

井桁型のメリット
  • 簡単で組みやすい
  • 積み上げるほど煙突効果で燃えやすい
井桁型のデメリット
  • 大量に薪を使う

組み方②|ティピ型

ティピは、閉じた傘のように薪同士をお互いに立てかけてバランスをとる組み方です。

ネイティブアメリカンが使用していた移動式住居、ティピーテントに形が似ていることからティピ型と呼ばれています。

中央にできた空間に、焚き付けをいれて燃やします。

空気を取り込みやすく炎が美しく上がるので、観賞用の焚き火にぴったりです。

ティピ型のメリット
  • 炎が美しく見える
ティピ型のデメリット
  • 薪のバランスがやや取りづらい

組み方③|差し掛け型

差し掛け型は、1本の薪を寝かせて置き、そこに薪を立てかけて並べる組み方

土台の薪と立てかけた薪の間の空間に、焚き付けをいれて燃やします。

差し掛け型のメリット
  • 枕木があるので安定する
  • 簡単に組めて手軽
差し掛け型のデメリット
  • 枕木に大きめ(太め)の薪が必要

初心者にも簡単な火の付け方

焚き火はキャンプの醍醐味の一つですが、初心者にとっては火をつけるのが難しく感じることもあります。

ここでは、誰でも簡単にできる火の付け方を紹介します。

  • 手順①│必要なものを準備する
  • 手順②│井桁型で薪を組む
  • 手順③│火をつける

手順①│必要なものを準備する

焚き火をスムーズに始めるために、まずは必要なものを準備しましょう。

  • 火口(ほくち):火がつきやすい素材(新聞紙、ティッシュ、松ぼっくり、麻紐など)
  • 焚き付け:細めの針葉樹(直径1~3cmの枝や割った薪)
  • 本薪:太い広葉樹(直径5cm以上)
  • バーナー:ライターやマッチよりも簡単
  • 火吹き:うちわでも可
  • 焚き火台:直火が禁止されている場所では必須

薪は乾燥しているものを使うと、火がつきやすくなります。

湿った薪は火がつきにくいので、できるだけ避けましょう。

▼「焚き火に必要な薪の量を知りたい」方は下記をご覧ください。

▼「広葉樹と針葉樹の違いについて知りたい」方は下記をご覧ください。

手順②│井桁型で薪を組む

前述の通り、薪の組み方にはいくつか種類がありますが、初心者の方には「井桁型」が最もおすすめです。

酸素が行き渡りやすく、火が安定しやすいからです。

  1. 焚き付けを十字に組む:地面または焚き火台の中央に、細い薪を十字に置きます。
  2. 本薪を井桁状に積む:焚き付けを囲って四角形を作るように、交互に薪を重ねます。
  3. 中心に火口をセット:焚き付けの中心に火口を配置します。

この方法なら、薪の間にしっかり空気が入り、スムーズに火が広がります。

手順③│火をつける

いよいよ着火です。

以下の流れで火をつけましょう。

  1. 火口にバーナーで着火する:できるだけ火口の下側から火をつけると燃えやすいです。
  2. 優しく風を送る:火吹き棒を使って、火口に空気を送り込みます。強く吹きすぎると火が消えてしまうので、弱めに吹きましょう。
  3. 本薪に火を移るのを待つ:焚き付けがしっかり燃え、本薪にも火が移ったら、炎が安定するのを待ちます。

焚き火を長持ちさせるコツ

焚き火を長く楽しむためには、適切な薪の選び方や火の管理が重要です。

この記事では、焚き火を持続させるための具体的な方法を4つのポイントに分けて解説します。

  • コツ①│薪の選び方と組み方
  • コツ②│火加減の調整
  • コツ③│薪を足すタイミングと量
  • コツ④│風の管理

コツ①│薪の選び方と組み方

焚き火の燃焼時間は、薪の種類組み方に大きく左右されます。

具体的なコツは以下の通りです。

  • 広葉樹の薪を使用する
    広葉樹は燃焼時間が長いので最適です。針葉樹は燃えやすいものの早く燃え尽きるため、焚き付けとして使いましょう。
  • 薪の組み方を工夫する
    井桁型やティピ型にすると空気の流れを確保でき効率よく燃えます。また、差し掛け型にすると薪がゆっくりと燃え火持ちがよくなります。

▼「お得な広葉樹の薪のおすすめを知りたい」方は下記をご覧ください。

コツ②│火加減の調整

火を長く保つためには、燃焼のコントロールが必要です。

最初にしっかり燃やして熾火(おきび)を作りましょう

炎が安定するまでしっかりと燃やし、熾火の状態を作ることで、ゆっくりとした燃焼が可能になります。

▼「熾火について詳しく知りたい」方は下記をご覧ください。

コツ③│薪を足すタイミングと量

薪を追加する際のタイミングと量も、焚き火の持続時間に影響します。

下記のコツを押さえましょう。

  • 一度に大量の薪を足さない
    一度に多くの薪を入れると酸素不足で不完全燃焼を起こしやすくなります。
  • 熾火が十分に残っている状態で薪を足す
    炎が完全に消えない程度に薪を追加すると、安定した燃焼を維持できます。

コツ④│風の管理


画像引用元: 楽天市場

焚き火の持続時間を延ばすためには、空気の流れを適切にコントロールすることも重要です。

風が強いと薪が一気に燃え尽きてしまうため、風よけを設置すると燃焼時間を延ばせます。

まとめ

焚き火はキャンプの醍醐味のひとつですが、薪の組み方ひとつで火のつきやすさや持続時間が大きく変わります

初心者の方の中には、「うまく火がつかない」「すぐに燃え尽きてしまう」と悩む人も多いでしょう。

しかし、薪の組み方を理解すれば、より簡単に焚き火を楽しむことができます。

この記事では、初心者でも実践しやすい薪の組み方を3種類紹介し、それぞれの特徴も解説しました。

さらに、火のつけ方の手順焚き火を長持ちさせるコツも詳しく解説しました。

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