焚き火には針葉樹と広葉樹どっちがいい?見分け方や値段の違いも解説。

薪の知識

焚き火を楽しむとき、針葉樹広葉樹のどちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか?

薪の種類によって燃え方や扱いやすさは大きく変わるため、用途に合わせて正しく選ぶことが大切です。

本記事では、針葉樹と広葉樹の薪の違いを詳しく解説し、見分け方や値段の違いも紹介します。

さらに初心者の方でもスムーズに選べるよう、焚き火の目的別に最適な薪の選び方も解説します。

焚き火をより快適に楽しむために、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 針葉樹と広葉樹の薪の違い
  • 針葉樹と広葉樹の見分け方
  • 焚き火に適した薪の選び方

▼「まずは焚き火のやり方を知りたい」方は下記をご覧ください。

針葉樹と広葉樹の薪の違い

焚き火に使われる薪には、大きく分けて針葉樹広葉樹の2種類があります。

それぞれの薪には特徴があり、用途によって適した使い方があります。

本記事では、針葉樹と広葉樹の薪の違いを7つのポイントに分けて解説します。

項目針葉樹の薪広葉樹の薪
火付き良いやや悪い
②火持ち短い長い
③火力瞬間的に強い安定した火力
④燃焼スピード速い遅い
➄灰の量少ない多い
⑥ヤニの量多い(煙・ススが出やすい)少ない(クリーンな燃焼)
⑦値段安価で手に入りやすい高価で火持ちが良い

違い①│火付き

針葉樹の薪は樹脂(ヤニ)を多く含んでいるため、火が付きやすいのが特徴です。

そのため、焚き付けに最適です。

一方、広葉樹の薪は密度が高く水分が抜けにくいため、火がつくまでに時間がかかります

結論

針葉樹の方が火付きが良く、初心者にも扱いやすい。

違い②│火持ち

広葉樹の薪は木の密度が高いため、ゆっくりと燃え、長時間火を維持できます

一方、針葉樹の薪は密度が低く、燃え尽きるのが早いため、頻繁に薪を追加する必要があります。

結論

広葉樹の方が火持ちが良く、長時間の使用に向いている。

▼「火持ちのいい薪ランキングを知りたい」方は下記をご覧ください。

違い③│火力

広葉樹の薪高い火力を長時間維持することができます。

特にナラやクヌギなどの樹種は、火力が安定しているため、調理向けの焚き火に適しています。

針葉樹の薪は一気に燃え上がるため瞬間的な火力は強いですが、長時間の使用には向きません。

結論

広葉樹の方が安定した火力を長時間維持できる。

違い④│燃焼スピード

針葉樹の薪は燃焼スピードが速く、一気に燃え尽きる傾向があります。

対して、広葉樹の薪は燃え方がゆっくりで、火持ちが良いのが特徴です。

焚き火の時間を長く楽しみたい場合は、広葉樹の薪を使うと良いでしょう。

結論

針葉樹は速く燃え、広葉樹はゆっくり燃える。

違い➄│灰の量

燃えた後に残る灰の量にも違いがあります。

広葉樹の薪は密度が高いため、燃えた後に多くの灰が残ります

一方、針葉樹の薪灰の量が比較的少なく、後片付けが楽です。

結論

広葉樹は灰が多く、針葉樹は灰が少ない。

違い⑥│ヤニの量

針葉樹の薪には樹脂(ヤニ)が多く含まれているため、燃焼時に煙やススが出やすくなります。

これにより、煙突や焚き火台が汚れやすくなるデメリットがあります。

一方、広葉樹の薪ヤニの量が少ないため、比較的クリーンな燃焼が可能です。

結論

針葉樹はヤニが多く、ススや煙が出やすい。

違い⑦│値段

薪の価格は、地域や入手方法によって異なりますが、一般的に広葉樹の薪の方が高価です。

これは、広葉樹が成長するのに時間がかかることや、乾燥に時間が必要なためです。

一方、針葉樹の薪比較的安価で、手に入りやすいのが特徴です。

結論

針葉樹の方が安価で手に入りやすく、広葉樹は高価だが質が良い。

▼「薪を安く手に入れる方法を知りたい」方は下記をご覧ください。

針葉樹と広葉樹の見分け方

針葉樹広葉樹は、以下の3つのポイントで見分けることができます

針葉樹広葉樹
樹皮薄く、剥がれやすい厚く、ゴツゴツしている
②年輪はっきりとしている不明瞭
③重さ・硬さ軽い・柔らかい重い・硬い

見分け方①|樹皮

針葉樹広葉樹
薄く、剥がれやすい厚く、ゴツゴツしている

例えば、針葉樹であるスギやヒノキの樹皮は薄く、手で簡単に剥がすことができます

一方、広葉樹であるナラやカシの樹皮は厚く、ゴツゴツとした感触です。

見分け方②|年輪

針葉樹広葉樹
はっきりとしている不明瞭

針葉樹は成長が早いため、年輪の間隔が広くはっきりと見えます。

一方、広葉樹は成長が遅いため、年輪の間隔が狭く不明瞭です。

見分け方③|重さ・硬さ

針葉樹広葉樹
軽い・柔らかい重い・硬い

針葉樹は、広葉樹に比べて密度が低いため、軽く柔らかいのが特徴です。

一方、広葉樹は密度が高いため、重く硬いです。

焚き火での利用する際の薪の選び方

焚き火を楽しむためには、薪の選び方が非常に重要です。

薪の種類や状態によって燃え方が大きく変わるため、目的に応じた薪を選ぶことで、快適な焚き火を実現できます。

ここでは、用途別に最適な薪の選び方を紹介します。

  • 選び方①│短時間の場合
  • 選び方②│長時間の場合
  • 選び方③│初心者の場合
  • 選び方④│ベテランの場合

▼「焚き火に必要な薪の量を知りたい」方は下記をご覧ください。

選び方①│短時間の場合

短時間で焚き火を楽しみたい場合は、着火しやすく、燃焼が早い薪を選ぶのがポイントです。

針葉樹の薪だけで十分楽しむことができ、特に以下のような薪がオススメです。

  • スギ・マツ・ヒノキ:油分が多く、火が付きやすいため、すぐに焚き火を楽しめる。
  • 乾燥した細めの薪:燃焼が早く、短時間で焚き火を終えたいときに便利。

ただし、針葉樹は火の粉が飛びやすいため、注意が必要です。

選び方②│長時間の場合

長時間焚き火を楽しみたい場合は、燃焼時間が長く、安定して燃える薪を選ぶ必要があります。

広葉樹の薪が最適で、以下の種類がオススメです。

  • ナラ・クヌギ:火持ちがよく、ゆっくりと燃える。
  • カシ・ウメ:炎が安定し、持続時間が長い。

これらの薪は火力が強く、長時間暖をとるのにも向いています。

しっかり乾燥させたものを使用すると、煙も少なく快適に焚き火を楽しめます。

ただし、広葉樹のみだと火付きが大変になるので、針葉樹と組み合わせるのがおすすめです。

▼「お得な広葉樹薪のおすすめを知りたい」方は下記をご覧ください。

選び方③│初心者の場合

焚き火初心者は、火がつきやすく扱いやすい薪を選ぶことが大切で、針葉樹だけでも十分に楽しめます

以下のような薪がオススメです。

  • スギやヒノキ:着火しやすいため、初心者でも簡単に火を起こせる。
  • 乾燥した細い薪と太い薪を組み合わせる:細い薪で火をつけ、太い薪で火を維持するのがコツ。

また、焚き付け用の小枝や木の皮も用意しておくと、スムーズに火を起こせます。

▼「初心者にも簡単な薪の組み方を知りたい」方は下記をご覧ください。

選び方④│ベテランの場合

焚き火に慣れているベテランの方は、目的に応じて薪を使い分けるのが一般的です。

以下のような選び方をすると、より焚き火を楽しめます。

  • 火力調整ができる薪の組み合わせ
    • 初めは針葉樹で着火し、広葉樹で火を長持ちさせる。
    • 太い薪をゆっくり燃やし、火を安定させる。
  • 樹種による炎の違いを楽しむ
    • サクラは美しい炎と香りを楽しめる。
    • ナラやクヌギは長時間焚き火を楽しみたいときに最適。

    ベテランの方は、焚き火の目的に応じて樹種を選び、炎の表情を楽しむのも醍醐味の一つです。

    ただし、広葉樹のみだと火付きが大変になるので、針葉樹と組み合わせるのがおすすめです。

    まとめ

    焚き火を楽しむとき、針葉樹広葉樹のどちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか?

    「火付きがよいのはどっち?」「長く燃える薪は?」「煙やヤニの違いは?」

    薪の種類によって燃え方や扱いやすさは大きく変わるため、用途に合わせて正しく選ぶことが大切です。

    本記事では、針葉樹と広葉樹の薪の違いを詳しく解説し、見分け方や値段の違いも紹介しました。

    さらに初心者の方でもスムーズに選べるよう、焚き火の目的別に最適な薪の選び方も解説しました。

    焚き火をより快適に楽しみましょう!

    タイトルとURLをコピーしました