編集長:みさ

はじめまして、『まきごこち』編集長のみさです。

私は焚き火薪ストーブが大好きです!

一方で梅ボーイズであるやその代表の山本さんから農林業が抱える課題を聞き、大好きな焚き火で使う薪で農林業を盛り上げたいと思うようになりました。

不用な木を薪にして農林業に良い循環を生むために、薪の魅力的な情報を日々発信しています。

この記事でわかること
  • 焚き火が好きな理由
  • 農林業に貢献したい理由
  • 薪で農林業を盛り上げたいと思ったきっかけ

焚き火は、私の救世主!

仕事もプライベートも頑張りすぎて疲れたとき、焚き火でいつもリフレッシュしてます!

何かやるべきことを消化していないと落ち着かない性格なのですが、薪をいじって火を育てたり炎や熾火を眺めている時間は、やるべきことを忘れてボーっとするのが許される感じがするのです。

科学的にも炎のゆらぎには、心を落ち着かせる効果があるらしいので納得!

お気に入りのcolemanファイヤーディスク!

農林業に貢献したくなったワケ

夫が農業を盛り上げるためにシステムエンジニアから梅ボーイズに転職することになり、私も一緒に東京から梅干し作りが盛んな和歌山県田辺市へ移住しました。

そして、夫や梅ボーイズ代表の山本さんから農業の課題について教えてもらいました。

  • 課題①|生産量が減ってきている
    • 農業で働く人が減っているから
  • 課題②|将来、生産しにくくなる恐れがある
    • 山が荒れてきれいな水が流れなくなっているから
      • 農業で働く人が減った結果、放棄された農地が山に戻されてないから
      • 林業で働く人が減った結果、山が整備されていないから

みなさんも、どこかで聞いたことある話ですよね?

私もそうでしたが、農業に携わっている人が身近にいる中で聞くととてもリアルに感じられました

みなさんが、一番幸せを感じるのはどんなときですか?

私が一番幸せを感じるのは家族と美味しいごはんを食べているときで、その美味しいごはんを支えているのは一次産業(農業・林業・漁業)です。

ここから、一次産業のうち最も身近な農林業に貢献したいと思うようになりました。

薪で、農林業を盛り上げたい。

そんなとき、梅ボーイズ代表の山本さんからの紹介で高知県大月町の備長炭生産組合の皆さんと出会い、いろいろな話を聞かせてもらいました。

そして、私が大好きな焚き火に使うと、林業の一つである備長炭生産が密接に関わっていることを知りました。

備長炭と薪のつながり

備長炭とは、ウバメガシで作った炭のことです。

一般的な「木炭」よりも強く安定した火力を長時間保てるのが特徴で、国内外の高級料亭で重宝されています。

近年は、原木不足により生産量が不足しており価格の高騰が続いています。

ウバメガシは育つまでに20年もかかるため、その長い年月を無駄にしないよう太陽光をしっかり当てて育てる必要があります。

しかし、山が荒れてしまうとウバメガシ以外の雑木が光を遮り、ウバメガシの成長を邪魔してしまいます。

そこで、ウバメガシ以外の雑木を伐採して薪にすることでウバメガシの成長を促すことができ、生産量アップが実現できます。

また、私が住んでる和歌山県でも梅やみかんの木が寿命を迎えたら燃やして処分されています。

本当は薪として活用する価値がある木をわざわざ手間かけて処分するのは生産者さんにとって負担ですし、燃やすと二酸化炭素が発生しますから地球環境にもよくありません

不要な木を薪として活用することで良い循環を生み農林業を盛り上げたいという思いから、薪の魅力発信を始めました。

大月町の海辺で焚き火。
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