焚き火を楽しみたいけれど、どこでできるのか分からない…
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
実は、焚き火ができる場所には明確なルールがあり、知らずに焚き火をすると、法律違反になったり、周囲の人に迷惑をかけたりすることもあります。
本記事では、焚き火ができる場所とできない場所を詳しく解説し、ルールやマナーを守りながら安全に焚き火を楽しむためのポイントを紹介します。
これから焚き火を始めたい方や、ルールを再確認したい方にとって、役立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 焚き火ができる場所
- 条件付きで焚き火が可能な場所
- 焚き火が禁止されている場所
- 焚き火のマナー
▼「焚き火の楽しみ方を知りたい」方は下記をご覧ください。
焚き火ができる場所3選

焚き火を楽しむには、適切な場所を選ぶことが重要です。
無許可での焚き火は法律違反になる可能性があるため、事前にルールを確認しましょう。
ここでは、焚き火ができる代表的な3つの場所について解説します。
- 場所①|キャンプ場
- 場所②|焚き火専用の公園・施設
- 場所③|一部の河川や海岸
場所①|キャンプ場

キャンプ場は、焚き火を楽しむのに最も安全でおすすめの場所です。
多くのキャンプ場では、焚き火専用のスペースや焚き火台の使用が義務付けられています。
キャンプ場で焚き火をするメリットは以下の通りです。
- 管理された環境のため、安心して焚き火を楽しめる
- 消火用の水場や設備が整っている
- 他のキャンパーと交流できる
キャンプ場で焚き火をするデメリットは以下の通りです。
- 直火禁止のキャンプ場が多いため、焚き火台や耐火シートの持参が必要
- 焚き火可能な時間帯が決められている場合がある
- 予約が必要な場合があるため、事前に確認
場所②|焚き火専用の公園・施設

近年、焚き火を安全に楽しめるように整備された公園やアウトドア施設が増えています。
キャンプ場よりも手軽に焚き火を楽しめるのが特徴です。
焚き火専用施設のメリットは以下の通りです。
- 手ぶらで楽しめるプランがある施設も多い
- 都市部でもアクセスしやすい
- 設備が整っており、初心者でも安心
焚き火専用施設のデメリットは以下の通りです。
- 事前予約が必要な施設が多い
- 利用時間やルールが厳しく設定されている場合がある
- 施設利用料がかかることが多い
場所③|一部の河川や海岸

自治体の許可がある一部の河川敷や海岸では、焚き火が認められている場所があります。
ただし、自由度が高い分、自己責任での管理が求められます。
河川・海岸で焚き火をするメリットは以下の通りです。
- 自然を満喫しながら焚き火が楽しめる
- 開放的な雰囲気でリラックスできる
- 予約不要の場所が多い
河川・海岸で焚き火をするデメリットは以下の通りです。
- 焚き火が禁止されている場所も多いため、事前確認が必要
- 強風時や潮の満ち引きに注意する
- ゴミや灰を必ず持ち帰るなど、マナーを守る
場所④|私有地(所有者の許可が必要)

自分の土地や、知人・家族が所有する土地であれば、基本的に自由に焚き火を行えます。
私有地で焚き火をするメリットは以下の通りです。
- 法律や規制の影響が少ない
- 時間制限がない
- 混雑しない・プライベート空間を確保できる
- 好きな設備を設置できる
私有地で焚き火をするデメリットは以下の通りです。
- 近隣トラブルの可能性
- 後片付けや管理の手間
- 自治体の条例や消防法の確認が必要
焚き火のできない場所4選
アウトドアの醍醐味である焚き火ですが、どこでも自由に楽しめるわけではありません。
法律や条例、安全上の理由から、焚き火が禁止されている場所があるので、詳しく解説します。
- 場所①|都市公園や住宅地の近く
- 場所②|国立公園・保護区
- 場所③|強風時や乾燥注意報が出ているエリア
- 場所④|河川法や条例で禁止されている河原や海岸
場所①|都市公園や住宅地の近く

都市公園や住宅地の近くでは、火災や煙のトラブルを防ぐために焚き火が禁止されています。
多くの自治体では、公園内での直火や焚き火が条例で禁止されており、違反すると罰則が科されることもあります。
キャンプ場以外の公園で火を使う場合は、事前に管理者に確認しましょう。
場所②|国立公園・保護区

国立公園や自然保護区では、環境保護の観点から焚き火が厳しく制限されています。
火の不始末による森林火災のリスクや、自然環境への影響を考慮して、多くのエリアで焚き火は禁止されています。
場所③|強風時や乾燥注意報が出ているエリア

強風時や乾燥注意報が発令されている地域では、火の粉が飛びやすく、火災のリスクが高まるため焚き火が禁止されることがあります。
特に山火事のリスクが高い地域では、焚き火は厳しく制限される場合があります。
天候情報を確認し、安全な環境で焚き火を楽しみましょう。
場所④|河川法や条例で禁止されている河原や海岸
河原や海岸では、自治体の条例や河川法によって焚き火が禁止されている場所があります。
特に、河川敷は風が強く、火が燃え広がるリスクがあるため、規制されることが多いです。
焚き火をする前に、自治体の公式サイトや管理者に確認し、許可された場所で安全に行いましょう。
焚き火のマナー5選
焚き火はキャンプの醍醐味の一つですが、自然環境や周囲の人々に配慮しながら楽しむことが重要です。
適切なマナーを守ることで、安全かつ快適に焚き火を楽しむことができます。
ここでは、焚き火をする際に意識すべきマナーについて解説します。
- マナー①|焚き火台を使用する
- マナー②|燃やすものを選ぶ
- マナー③|煙や匂いに配慮する
- マナー④|火の管理を徹底する
- マナー⑤|完全に消火してから帰る
マナー①|焚き火台を使用する

画像引用元: 楽天市場
直火での焚き火は地面を傷め、森林火災の原因にもなります。
多くのキャンプ場では直火が禁止されているため、必ず焚き火台を使用しましょう。
焚き火台を使うことで、地面へのダメージを抑えつつ、安全に焚き火を楽しむことができます。
▼「おすすめの焚き火台を知りたい」方は下記をご覧ください。
マナー②|燃やすものを選ぶ

画像引用元: 楽天市場
焚き火で燃やすものは、自然に優しいものを選ぶことが大切です。
乾燥した薪を使用し、プラスチックやゴミなど有害な煙を出すものは絶対に燃やさないようにしましょう。
また、現地の木を拾って燃やすのも禁止されていることが多いので、事前に準備した薪を持参するのが理想的です。
▼「お得な広葉樹薪のおすすめを知りたい」方は下記をご覧ください。
マナー③|煙や匂いに配慮する
焚き火の煙や匂いが周囲のキャンパーに迷惑をかけることがあります。
風向きを考慮して焚き火をする位置を決めることが大切です。
また、煙が出にくい乾燥した薪を使うことで、周囲への影響を最小限に抑えることができます。
▼「薪の乾燥について詳しく知りたい」方は下記をご覧ください。
マナー④|火の管理を徹底する

焚き火は楽しい反面、火災のリスクも伴います。
火が強くなりすぎないように適度に調整し、火のそばを離れる際は必ず誰かが見守るようにしましょう。
また、強風時には焚き火を控える判断も必要です。
マナー⑤|完全に消火してから帰る

画像引用元: 楽天市場
焚き火を終えたら、しっかりと火を消してから帰ることが必須です。
火消し缶を使って消火し、火が完全に消えていることを確認しましょう。
消し炭や灰はキャンプ場のルールに従って処理することも忘れずに。
まとめ
焚き火を楽しみたいけれど、どこでできるのか分からない…
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
実は、焚き火ができる場所には明確なルールがあり、知らずに焚き火をすると、法律違反になったり、周囲の人に迷惑をかけたりすることもあります。
本記事では、焚き火ができる場所とできない場所を詳しく解説し、ルールやマナーを守りながら安全に焚き火を楽しむためのポイントを紹介しました。
これから焚き火を始めたい方も、ルールを再確認したい方も、みなさん焚き火を楽しめますように!